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インタビューに答える小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター専任講師=東京都目黒区で2022年10月16日、幾島健太郎撮影
インタビューに答える小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター専任講師=東京都目黒区で2022年10月16日、幾島健太郎撮影

 ウクライナ侵攻に苦戦するロシアのプーチン大統領が、核兵器を使う危険性はどれほど高いのか。ロシアの軍事情勢に詳しい東京大先端科学技術研究センターの小泉悠・専任講師に聞いた。【聞き手・菅野蘭】

新たな動員で形勢が変わるのか

 ――ロシアが核兵器を使用する可能性は2月の侵攻開始時と比べ変化したと思いますか。

 ◆核使用の危険性が高まっているということは明らかだと思います。ロシアが通常戦力で勝てていれば核使用は必要ありません。(プーチン氏が9月に命じた部分的な)動員によって形勢が変わるかもしれませんが、核を持たないウクライナに負けています。核使用の懸念は残り続けると思います。今後、動員本隊を戦場に投入して負けた場合にどうするのか。ロシアにとって、そして私たちにとっても正念場になるでしょう。

 ――核を使うとすれば、どのような目的ですか。

 ◆大きく分けて三つあると思います。一つは戦場での戦闘での使用です。小型のいわゆる戦術核兵器を使う。これはあまりにもリスキーです。ウクライナ軍は広く分散するなどしていて1発で部隊が壊滅することはまずない。かなりの数を使わないと戦況を好転させることはできません。

 それだけ大量の核を使用する場合に北大西洋条約機構(NATO)が何もしないと期待するのは見通しが甘いです。現実にNATOが反撃する恐れがあるから、これだけ負けていても戦術核を使用していません。

 停戦を強要するために政治的に核を使う場合もあります。戦場の形勢を変えるためではなく、ウクライナのゼレンスキー大統領に政治的メッセージを送るために都市を選んで核を使用する方法です。でもこれは民間人を大量に殺傷することになり、余計にNATO介入の可能性が高まります。普通に考えると、このシナリオも実行に移せません。

 最後は警告射撃です。戦場でも人口密集地でもなく、誰もいない場所で核爆発を起こすものです。核実験場や海上などで死人はほとんど出ず、NATOが介入するとは考えにくい。ただし、メッセージ効果も弱くなり、ゼレンスキー氏が奪還作戦を淡々と続ける可能性もあります。

 望む効果を得るのは難しいのです。三つのシナリオのどれも不確定要素が多く、私がロシアの大統領や参謀総長だったらやれない、やりたくないと思います。

プーチン氏の計算は?

 ――では実際にどのような選択肢がロシア側にあるのでしょうか。

 ◆部分動員が効果を発揮しなかった場合の選択肢としては、交渉で和解を図る方向に進むことがありますが、ロシアが完全に負けを認めて部隊を撤退させることから、核を使って勝つところまでさまざまに分かれます。どれを選ぶかはクレムリン(露大統領府)の中でしか決められず、最後はプーチン氏の判断にかかってくると思います。

 そもそも今回の戦争自体、多くのロシア専門家は予測できていませんでした。ロシアのことをきちんと理解している人であればあるほど、「損得を考慮したら戦争はしない」という見方をしていたと思います。やるはずのないこと、具体的な利益にならないようなことをやったという意味では何をするか分からない部分もあります。

 ただプーチン氏が合理的計算ができないかというと、むしろ非常に合理性を好むと思います。戦争に踏み切った彼の本当の動機はいまだによく分かりませんが、短期間で終わると考えていたと言われています。(政権トップを暗殺などで排除する)斬首作戦でゼレンスキー政権を無力化し、ウクライナ全土をほぼ無血で占領する。数日で終わると考えていたのなら賛否は別として合理的な思考です。

 プーチン氏のこれまでの戦争のやり方を見ていると、ロシアが巨大な戦争に巻き込まれることは慎重に避けたがってきたリーダーだと言えます。遠慮なく軍を使い、人も殺しますが、戦争で国民が平時の生活を全くできないような状態にはしません。(露国内のチェチェン紛争や、中東のシリア内戦への介入など)限定的な軍事作戦で成果を上げ、支持してもらうというのが国民との間のお約束でした。

 今回の戦争では…

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町屋斎場
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落合斎場
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代々幡斎場
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火葬炉前ホール
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四ツ木斎場
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桐ヶ谷斎場
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堀ノ内斎場
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